リハビリテーション科

病気そのものは回復あるいは経過観察状態になっても、そこで終わりではありません。その元の病気のせいで、体力や筋力が落ち、普段の暮らしに支障が出るようであれば、リハビリという治療が必要です。心身ともに元気になるためにリハビリを行いましょう。

腎臓(透析)リハビリテーション

腎臓(透析)リハビリテーション

糖不全の治療の一環として、運動療法・食事療法・教育・精神的ケアなどを行うこと=腎蔵リハビリという治療法が注目を集め、だんだんと広がっています。主に腎疾患や人工透析の患者さまが対象となりますが、腎疾患の進行を抑えて透析治療を先延ばしにすることや、透析患者さまの機能障害の改善、残存能力の強化、合併症の予防、生活の質の改善などを目的に、主治医と理学療法士が運動療法を計画・実施していきます。なかでも、透析患者さまは、合併症や透析治療などによる影響から、筋力や体力が落ちるとともに、骨や関節が弱くなり、全身の運動機能が低下しがちです。心臓や血管もダメージを受けていることが多く、ひいては歩行障害や動きづらい虚弱状態(フレイル)を引き起こす可能性があります。そこで、透析患者さまは、適切な時期に、適切な量の運動(トレーニング、エクササイズなど)を行うことで、体力・筋力そして生命予後の回復・改善が期待できることが証明されています。当院でも、透析内科とリハビリテーション科が連携して、透析患者さまの病態や生活に合わせて、リハビリの実践に当たります。

その他のリハビリテーション

その他のリハビリテーション

糖尿病など生活習慣病が腎臓病の原疾患として多いことを考慮すると、普段からの運動不足が病気を招いている一要因ともいえます。そうした病気の予防対策ということや、外科・整形外科的治療としてのリハビリや神経疾患、脳梗塞回復期などにおけるリハビリにも対応いたします。内科や腎臓内科の主治医とともに、リハビリテーション科もお役に立ちます。

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生活習慣病(糖尿病、高血圧症、脂質異常症)や老年期疾患の診断、治療および慢性腎臓病の診断、治療、そしてその終末像のひとつである腎不全医療をのことなら中央内科クリニックへお越しください。